「サウナで”整う”感覚を体格してみたい!」
「初めてサウナを利用するんだけど、銭湯の主(ヌシ)みたいな人に目をつけられないように入浴マナーを押さえておきたい・・・」
最近のサウナブームで、サウナにチャレンジして「整う」感覚を味わってみたいと考えている人も多いのではないでしょうか?
この記事ではサウナの効果を最大限に発揮するために、サウナの入り方や押さえておきたいマナーについてご紹介します。
サウナとは
サウナはフィンランドが発祥地とされる、蒸気・熱気浴のことです。
蒸気や遠赤外線などで80~100℃ほどの高温になった部屋で身体を温めて汗を流す場所です。
サウナは大きく分けてドライサウナとミストサウナの二種類があります。
一般的なのがドライサウナで、湿度が10%と低くて部屋に入った瞬間に熱さを感じるぐらいの高温に設定されています。
短い時間で身体が温まり、発汗効果も高いのが特徴的です。
ミスとサウナはドライサウナに比べて10℃ほど低く設定されており、湿度が高いことも特徴のひとつです。
蒸気で室内を温めるミストサウナはドライサウナに比べて肌や髪の乾燥が起こりにくいことも魅力のひとつです。
減量とサウナの関係についてはこちらの記事でもご紹介していますので、是非チェックしてみてくださいね。
サウナの入り方
大まかな流れは次の通りです。
1. 水分補給
2. シャワー・入浴
3. 身体を拭く
4. サウナ
5. シャワー
6. 水風呂
7. 外気浴
フラついたり、のぼせたりしていないか体調を考慮して問題がなければ5~8を繰り返していくうちに感じる心地よさを「整う」と表現されます。
サウナに限らず、入浴においても同じことが言えますが、温度が高いところに長時間過ごすことになるので、脱水症状の予防を行うが大切です。
喉が渇く前の水分補給は脱水症状の予防に効果的なので、喉が渇いていなくてもコップ1杯分の水分を摂るようにしましょう。
サウナに入る前にシャワーを済ませるのは身体の汚れをサウナに持ち込まないためです。
また、汗は皮膚についた汚れも臭いのもとになるので、しっかり身体の汚れを落とすことは他の人への配慮にも繋がります。
水風呂に入る前にシャワーを浴びて汗を洗い流すこともマナーのひとつ。
他の人も利用するところなので、清潔な状態で水風呂に入りましょう。
外気浴が出来る施設なら外の空気に触れることでのぼせを予防する効果が期待出来るので利用しましょう。
ここまでが一般的な流れなので、体調に無理のない範囲でサウナを利用して整えましょう!
高血圧や循環器系の疾患の既往歴がある人はヒートショックにご注意
医師に高血圧と診断されている方や心臓疾患や脳梗塞などにかかったことのある人はサウナに入ると発作や血管にダメージを与えるヒートショックを起こすリスクが高くなります。
こちらの記事でも詳しく解説していますので、是非参考にしてみてくださいね。
高血圧の人はサウナに入ったらダメなの?
押さえておきたいその他のマナー
基本的な流れの次は、気持ちよく施設を利用するためのマナーについてご紹介します。
大きな声でのおしゃべりは控えて
密室状態のサウナで、大きな声でおしゃべりすると他の人に迷惑がかかってしまいますよ!
また、感染症対策の面においても、施設側から”黙”浴が推奨されているケースも。
じっくりと静かにサウナでの時間を過ごしましょう。
サウナでの筋トレは厳禁!
人が少ないから・・・とサウナで筋トレをする人もいますが、これは絶対にNGです。
のぼせやすい状態での筋力トレーニングは熱中症や脱水症状を起こしやすいだけでなく、ケガや設備の破損の恐れもあるためです。
それだけでなく、静かに自分と向き合う時間としてサウナを楽しんでいる他の利用者にとっては不快感を与えていることになります。
身体を拭いてからサウナに入室すると心得て
シャワーを浴びた後は身体を必ず拭いてからサウナに入りましょう。
床を水浸しにすると転倒のリスクが高くなります。
それだけでなく、周囲を濡らすことで他の人に不快感を与えるだけでなく、室内の温度にも影響が生じます。
サウナに入室する前に身体を拭き、濡れているタオルを絞りましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
最後にこの記事のおさらいです!
・サウナ用語の「整う」とは、サウナ→水風呂→休憩のルーティーンを繰り返すことによって得られる心地よさのことを指す
・サウナはフィンランドが発祥地とされる蒸気・熱気浴のこと
・サウナは大きく分けてドライサウナとミストサウナの二種類がある
・ドライサウナは湿度が10%と低く、一般的にサウナとして知られているもの
・ミストサウナはドライサウナに比べて10℃ほど低く、湿度が高い特徴がある
・脱水症状を予防するためにサウナに入る前に水分補給をするのも大切
・サウナに入る前に身体の汚れを落とすことは、汗の臭いを防ぐこと、汚れをサウナに持ち込まないためにも重要
・高血圧を医師から診断されている人や循環器系疾患の既往歴がある人はヒートショックのリスクが高いのでサウナは控えておいた方が良い
・サウナでの筋トレはケガや脱水症状のリスクが高くなるだけでなく、周囲への迷惑に鳴るので控えるべき
・サウナに入る前に身体を拭いて、タオルをしっかりと絞ることで周りを濡らさずに快適に利用できる
他の人も利用する場所なので、施設を大切に使うことも意識しましょう。
また、マナーを意識することで安全にサウナを利用できますよ!
是非、サウナでととのえる前に予習しておきましょう。