「パーソナルトレーニングを始めたけれど、トレーナーと相性が悪い気がする・・・」
「食事指導やトレーニングがキツい。上手く伝える方法を知りたい」
マンツーマンでトレーナーに食事管理やトレーニングを指導してもらえる、パーソナルトレーニングは、それぞれのライフスタイルや性格、運動経験や目標に応じてオーダーメイドにプランを提案してもらえるのが魅力的です。
数カ月間トレーナーと二人三脚でゴールを目指すことになるので、期間中には頻繁にコミュニケーションを交わすことになります。
長い時間をトレーナーと過ごすことになるので、相性が合わないと感じるときは心配になってしまいますよね。
大前提として、完璧な人間がいないように完璧なパーソナルトレーナーはいません。
しかし、クライアントは費用を払いトレーナーはサービスを提供する立場ではあるので、基本的にはどうしても合わないと感じることや不安なことは伝えた方が良いでしょう。
この記事ではシチュエーション別の対処方法をご紹介します。
パーソナルトレーニングの特徴や向いている人についてはこちらの記事でも紹介しています。
是非チェックしてみてくださいね。
体験をしてみて合わないと感じた場合
入会前に体験でトレーニングが出来る場合は、必ず実際にトレーニングをしてみることをおすすめします。
トレーナーの資格、コンテスト受賞歴や指導歴を重視する方も多いと思われますが、実際に会って指導を受けてみて信頼関係が築けそうかどうかを判断することの方が重要でしょう。
また、トレーナーが営業用にSNSで発信している場合もあるので、指導を受ける前にも指導の価値観や方法についてもある程度事前にチェックすることができますよ!
体験を受けてみて、指導が合わない場合は即日契約するのではなく、別のジムの体験も受けてみると良いでしょう。
合う合わないをチェックするための体験なので、お断りを入れることは悪いことではありません。
立地や価格などで、どうしてもその店舗でパーソナルトレーニングを受けたい場合は、本人に断りを入れるのではなく、後日電話などで別のスタッフに相談しましょう。
一度顔を合わせてしまったので断り辛いと感じるかもしれませんが、ジム側にとってはトレーナーとクライアントの相性が合わずに担当が変更になるのはよくあることです。
指導期間が始まる前の時点で、合わないかも・・・?と感じるときは臆さずに不安を打ち明けて解消しておきましょう。
【#134】正しいパーソナルトレーナーの選び方5選&注意点です。
トレーナーの指導がキツいと感じる場合

– 食事制限がきつすぎてライフスタイルに合わない
– 重量に対して恐怖心があるのに、トレーナーがハードなトレーニングを勧めてくる
– トレーナーの叱咤激励がプレッシャーに感じる
実際に指導期間が始まらないと、合うか合わないかがわからない場合もありますよね。
どのケースにも当てはまることですが、まずはやんわりと意志表示をしてみましょう。
例えば、食事指導で摂取カロリーが我慢できないぐらい低すぎる場合には、かえってパーソナルトレーニング期間が終了後にリバウンドしてしまうリスクもあります。
要求されて居ることに対し、どのようにと感じるのかを言葉にすることで、トレーナーが初めて気付くことが出来る場合があります。
パーソナルトレーニングは本来それぞれのクライアントの体力やライフスタイル、目標に応じてオーダーメイドでプログラムが作られます。
違和感がある場合はその都度相談して軌道修正してもらうようにしましょう。
また、トレーナーのコミュニケーションで気になるところがあり、やんわり伝えても改善されなかった場合は、ジムの責任者に相談するのも手です。
なんだかクレームのようで、そのトレーナーと気まずくならないか・・・?と心配になるかもしれませんが、トレーニングの費用は高額。
高額の費用を払って我慢するのは勿体ないので、クレームではなく、「お願い」という形式で伝えてみましょう。
「担当トレーナーにはいつもお世話になっていて、今後も是非指導してもらいたいので、やんわりと伝えてもらえませんか」とあくまでこれからもそのトレーナーを信用して、トレーニングを気持ちよく続けるためのお願いというスタンスで伝えるのがポイント。
お願いとプラス一言、トレーナーに感謝していることや、今後もその人に指導してもらいたいことを付け加えるだけでも、今後もお互いに気持ちよくセッション期間を続けるための提言であることが伝わりやすくなりますよ。
担当のトレーナーを変えたい、ジムを辞めたい場合
どうしてもパーソナルトレーナーが合わず、改善も見込めない場合はトレーナーの変更をジムに申し出ましょう。
担当を変更すると今後ジムで顔を合わせるのが気まずいと感じるかもしれませんが、パーソナルトレーニングを始めたのはそのトレーナーと仲良くするためではなく、ダイエットや目標の達成であったはずです。
あなたがジムでの人間関係よりも、ジムに入会した目的の達成を優先させましょう。
我慢を続けているとストレスになるだけでなく、得たい結果も手に入れられないとなると本末転倒。
自分の判断に責任を持つことも割り切るためのコツです。
また、ジムを辞める意志が強い場合は、カウンセリングで気持ちが揺らがないためにも転居や異動を理由にするとスムーズに退会が出来る場合があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
最後にこの記事のおさらいです!
– 完璧なパーソナルトレーナーはいない
– パーソナルトレーナーとは期間中コミュニケーションを頻繁に取るので、相性が合わないと感じるときはジムに相談した方がよい
– 体験の時点で合わないと感じた時は別のジムの体験も受けてみたり、その店舗でしか受けられない場合は一旦契約を保留して、後日電話で別のスタッフに相談する
– ジムやトレーナーが合うかを見極めるための体験なのでお断りを入れるのは悪いことではない
– トレーナーの指導がキツ過ぎる場合にはまずは直接やんわりと伝えてみる
– それでも改善されない場合は、責任者に「お願い」という形で伝える
– トレーナーを変更したい場合や退会したいときは気まずさよりも、得たい結果を優先して意志を伝える
相手に気を遣ってなかなか自分の意志を伝えることが難しい場合もありますよね。
しかし、トレーナーやジム側も、クライアントが困っていることの相談や提言は歓迎している場合もありますよ。
自分の意志を伝えるのは少し勇気が要りますが、得たい結果に向かってストレス無くセッションを続けるためには大切なことです。
まずはどうしたいのか、自分の気持ちに寄り添ってみてくださいね。