「最近仕事が忙しくて、心のバランスが乱れがち・・・」
「サウナで自律神経も整うって本当?」
サウナ用語の「整う(ととのう)」はサウナと水風呂の温冷交代温浴で得られる心地よさを意味します。
爽快感があり、気分を整えてくれるサウナは、自律神経にも良い影響を与えると言われています。
この記事ではサウナについておさらいしながら、自律神経との関係についてご紹介します。
サウナとは
サウナはフィンランドが発祥地とされる、蒸気・熱気浴のことです。
蒸気や遠赤外線などで80~100℃ほどの高温になった部屋で身体を温めて汗を流す場所です。
サウナは大きく分けてドライサウナとミストサウナの二種類があります。
一般的なのがドライサウナで、湿度が10%と低くて部屋に入った瞬間に熱さを感じるぐらいの高温に設定されています。
短い時間で身体が温まり、発汗効果も高いのが特徴的です。
ミスとサウナはドライサウナに比べて10℃ほど低く設定されており、湿度が高いことも特徴のひとつです。
蒸気で室内を温めるミストサウナはドライサウナに比べて肌や髪の乾燥が起こりにくいことも魅力のひとつです。
減量とサウナの関係についてはこちらの記事でもご紹介していますので、是非チェックしてみてくださいね。
自律神経とは
私たちの身体の中では、体温を保ったり、内臓を働かせたりする働きが24時間休みなく行われています。
これをコントロールするのが自律神経の働きです。
自律神経には心身を活発にする交感神経と、リラックスさせる副交感神経が一定のバランスを保ちながら身体の調子を整えていますよ!
ストレスやホルモンバランスの影響や何かしらの原因により自律神経が乱れることで、だるさや肩こり、動悸や消化不良などあらゆる身体の不調にもなり得ます。
しかし、労働環境や感染症の流行などの不安からストレスを多く抱えがちな現代人にとって、自律神経は乱れがちであるのも事実です。
自律神経をケアするためには、ストレス対策や規則正しい食事・運動・休養が必要不可欠です。
【自律神経①】不眠や疲労感を根本的に解消するには(Balancing Your Autonomic Nervous System)
サウナと自律神経の関係
単にサウナに入るだけでなく、温冷交代浴を繰り返すことで自律神経の働きをよくすることも期待ができます。
サウナの高温による刺激で毛細血管内の血流が促されます。
また、サウナのような高温の環境では心拍数が上がり、心臓から身体に送られる血液の量が増加します。
これにより、血液の循環が促進されて体中に栄養や酸素を巡らせることができますよ!
心拍数の高い状態は交感神経が優位になっているタイミングです。
外気浴ではリラックスに関わる副交感神経が優位になります。
交感神経・副交感神経に刺激を与えて反応を起こすことで自律神経の調節能力を高めることに繋がります。
したがって、サウナで温冷交代浴を何度か繰り返すことでも、自律神経を整えることも期待が出来ますよ!
しかし、高血圧と医師から診断されている人はサウナがかえって危険であることも知っておく必要がありますよ!
こちらの記事で詳しく解説しているので是非チェックしてみてくださいね。
高血圧の人はサウナに入ったらダメなの?
まとめ
いかがでしたでしょうか?
最後にこの記事のおさらいです!
・サウナ用語の「整う」とは、サウナ→水風呂→休憩のルーティーンを繰り返すことによって得られる心地よさのことを指す
・サウナはフィンランドが発祥地とされる蒸気・熱気浴のこと
・サウナは大きく分けてドライサウナとミストサウナの二種類がある
・ドライサウナは湿度が10%と低く、一般的にサウナとして知られているもの
・ミストサウナはドライサウナに比べて10℃ほど低く、湿度が高い特徴がある
・体温を保ったり、内臓を働かせたりする働きが24時間休みなく行う働きを制御するのが自律神経
・ストレスやホルモンバランスの影響や何かしらの原因により自律神経が乱れることで、だるさや肩こり、動悸や消化不良などあらゆる身体の不調を起こす
・高温の環境では心拍数が上がり、心臓から身体に送られる血液の量が増加し、血液の循環が促進されて体中に栄養や酸素を巡らせることができる
・交感神経・副交感神経に刺激を与えて反応を起こすことで自律神経の調節能力を高めることに繋がり、自律神経を整えることに期待ができる
・高血圧と医師から診断されている人はサウナがかえって危険になるので注意が必要
何かとストレスを抱えやすく、自律神経のケアがこれまで以上に必要になりつつあります。
自律神経を整えるためにサウナをうまく活用してみてくださいね!