「筋トレをしている人はメンタルが鍛えられるイメージがある」
「うつ病の予防に筋トレが良いって本当?」
トレーニングの習慣がある人は、身体を動かす習慣のない人に比べてうつ病になりにくいイメージがありますよね。
この記事では筋トレがうつ病の予防に効果があるのかについて解説します。
うつ病とは
気持ちが落ち込みがちになって、今まで興味や関心のあったものに対してまでむなしさや無気力になる状態が長時間続き、思考や精神的なものまでもが低下している状態を抑うつ状態と呼びます。
誰にでもこのように感じる時期はあるものですが、この状態が長期間に渡るとうつ病と診断されますよ!
また、食欲がない、眠れない、疲れやすいといった身体の症状が観られる場合もあり、その原因は身体的・精神的ストレスなどが背景にあるようです。
うつ病は気分障害に分類され、気分障害とは気持ちの浮き沈みが普段の範囲を大幅に超えるものを指します。
身体に表れる不調にも決定的な特徴が無く、一時的な心肺や気持ちの不安定さとも見分けがつきにくく、どれも自分で判断することが難しいという特徴があります。
そのため、少しでも不調や違和感が生じたら専門家の手を借りることが大切です。
筋トレが鬱病の予防に効くと言われている理由
決定的な症状がなく、単なる不調との判断が難しいのに、一度かかると完治まで時間がかかるうつ病。
ここからは、うつ病の予防に筋トレの予防が効果的とされている理由について後生か示威します。
睡眠の質が良くなる
筋力トレーニングで適度な疲労感を与える事によって睡眠の質が高くなります。
睡眠不足の状態はうつ病を発症するリスクが高い傾向がありますよ!
寝付きを良くして、熟睡をすることで気持ちの不安で考えごとをして夜遅くまで眠れないという状態を改善することが期待出来ます。
熟睡をすることで自律神経の乱れを防ぐことにも繋がります。
自信が付く
トレーニングで身体が変わってくることだけでも、トレーニングを継続していることも成功体験になり、自信を取り戻すことに繋がります。
トレーニングに限らず、趣味を持つこと全般にも言えることではありますが、何か趣味があることでストレスと対面したときも発散できる場があるのは、不安やイライラも軽減されることが期待出来ます。
ストレスはうつ病だけでなく、高血圧のリスクも高くなります。
こちらの記事ではストレスと血圧について解説していますので、是非チェックしてみてくださいね!
高血圧の敵!ストレスと血圧の関係について
ホルモンの分泌が活発になり、気分が前向きになる
筋力トレーニングでは男性ホルモンの一つである、テストステロンが分泌されます。
テストステロンが低下した状態では次のような不調が現れやすくなります。
・性欲の減退
・筋力の低下
・メタボリックシンドロームのリスクが高くなる
・疲れが抜けにくい
・不安
・イライラ
・気分の落ち込み
・寝付きが悪くなる
・めまい
など
これらの不調はうつ病になりやすい状況を作るため、テストステロン値の低下は防ぎたいものです。
筋力トレーニングによってホルモンを分泌させることで、不安や気分の落ち込みを軽減させることにも繋がることが期待出来ます。
【漫画】「男性医学の父」が教える 最強の体調管理――テストステロンがすべてを解決する!【要約/熊本 悦明】
まとめ
いかがでしたでしょうか?
最後にこの記事のおさらいです!
– うつ病は気分障害に分類される
– うつ病は決定的な症状がなく専門家の判断でないと見分けがつかない上に、一度かかると完治まで時間がかかる
– 筋トレにより、適度な疲労感を与える事で睡眠の質を高めることが出来る
– 睡眠の質を高めたり、寝付きを良くすることで熟睡状態を作り、自律神経が乱れるのを防ぐ
– 筋力トレーニングで身体を変えたり、身体を動かす習慣を付けることで自信が付く
– 筋力トレーニングをすることで男性ホルモンのテストステロンの分泌が活発になり、気分が前向きになる
日頃から筋トレを行っている人はハツラツとしていて、前向きなイメージがありますよね。
筋力トレーニングは見た目が変わることだけでなく、メンタル面にも嬉しい働きをしてくれることが期待出来ます。
是非、トレーニングでメンタル面もさらに磨きをかけていきましょう!