「筋肉痛の時は冷やした方が良いと言っている人と、温めた方がいいと言っている人がいるけれど、結局どっちが正しいの!?」
「筋肉痛を温めたらかえって痛いところが熱を持って悪化しそうなんだけれど・・・」
筋肉痛のときは、筋繊維が損傷していて炎症が起こっている場合があります。
痛みが酷い場合は、筋肉痛ではなく肉離れを起こしている可能性がありますよ!
この記事では筋肉痛についておさらいしながら、筋肉痛のときに温めない方がよい場合と、痛みがあるときのケアで押さえておきたいポイントをご紹介します。
筋肉痛とは
筋肉痛になるメカニズムは詳しくは解明されていないものの、一般的には運動や筋トレで傷ついた筋繊維を修復させる過程で筋肉痛になると言われています。
筋繊維を修復させる過程で、筋肉の周辺の神経が刺激される際に起こるため、筋肉痛がある状態では、筋肉が炎症を起こしている状態であると言えます。
そのため、筋肉痛がない=新たに筋繊維が作られていないので効果のない筋力トレーニングをしたと捉えられがちです。
筋肉痛とトレーニングの関係についてはこちらの記事でも詳しく解説していますので是非チェックしてみてくださいね。
筋肉痛は冷やすもの?それとも温めるのが正解?
筋肉痛をあたためるか冷やすかはタイミングによります。
運動のあとで痛みのある部分が熱を持っている場合は氷や氷嚢で冷却して、熱を冷ます必要がありますよ!
このタイミングで温めるとかえって悪化する場合があるので、注意が必要です。
時間が経っても腫れや熱が引かずに痛みが引かない場合は、筋繊維の損傷が酷くて炎症を起こしている状態であると考えられます。
必ず冷却してそれでも治まらない場合は病院で診察を受けるようにしましょう。
痛みがある部分の熱や腫れがとれて、痛みが少し和らいでからが温めるタイミングです。
痛い時は冷やした方がいい?温めた方がいい?
筋肉痛がひどいときにおすすめの温め方
ここからは、筋肉痛のときにどのようにして温めたら良いのかをご紹介します。
温めるとは、物理的に温めることや全身の血行を改善して体温を上げることを指します。
– 38度から40度ほどのぬるま湯に浸かって温める
– マッサージやストレッチで身体の血行を改善する
筋肉痛のときは、疲労物質を早く流れやすくするために血行を改善する必要があります。
また、筋繊維の修復に必要な栄養を届けるのも血液の役割です。
身体が冷えている状態では滞りやすく、血液の流れも悪くなってしまって治りが遅くなる原因になりますよ!
湯船に浸かってマッサージしたり、ストレッチをすることで身体を芯から温めることができます。
また、温めたり筋肉をストレッチさせることでケガ予防にも繋がります。
こちらの動画でも、筋肉痛のときにおすすめのストレッチについて紹介されていますので、是非チェックしてみてくださいね!
【温めストレッチ】3分でOK!!筋肉を柔らかくすればケガが減って上手くなる!!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
最後にこの記事のおさらいです!
– 筋肉痛が起こるメカニズムは明らかになっていない
– 一般的には運動やトレーニングで傷ついた筋繊維を修復させる過程で、神経が刺激されて炎症が起こっている状態が筋肉痛であると言われている
運動のあとで痛みのある部分が熱を持っている場合は氷や氷嚢で冷却して、熱を冷ます必要があり、このタイミングで温めると痛みや腫れが酷くなる場合がある
– 冷やしても熱や腫れが撮れないときは、筋繊維のダメージがひどく炎症していることが考えられるので病院で診察してもらうのがベター
– 痛みがある部分の熱や腫れがとれて、痛みが少し和らいでからが温めるタイミング
– 38度から40度ほどのぬるま湯に浸かって温める、マッサージやストレッチで身体の血行を改善することで、筋繊維の修復に必要な栄養を届ける血液の流れを良くすることができて早く回復することに繋がる
筋肉痛のケアにも温めることは有効です。
痛みや腫れの状態をみて、冷やすべきか温めるかを判断して正しいケアを行うようにしてみてくださいね!