「少しでも筋肉痛を早く治したい!」
「ひどい筋肉痛の時には何を食べれば良いの?」
辛い筋肉痛を早く治して、快適に筋力トレーニングしたいですよね!
この記事では筋肉痛についておさらいしながら、はやく筋肉痛の痛みを和らげたい時におすすめのビタミンCについてご紹介します。
筋肉痛とは
筋肉痛になるメカニズムは詳しくは解明されていないものの、一般的には運動や筋トレで傷ついた筋繊維を修復させる過程で筋肉痛になると言われています。
筋繊維を修復させる過程で、筋肉の周辺の神経が刺激される際に起こるため、筋肉痛がある状態では、筋肉が炎症を起こしている状態であると言えます。
そのため、筋肉痛がない=新たに筋繊維が作られていないので効果のない筋力トレーニングをしたと捉えられがちです。
筋肉痛とトレーニングの関係についてはこちらの記事でも詳しく解説していますので是非チェックしてみてくださいね。
筋肉痛を和らげたいときにビタミンCがおすすめされる理由
ビタミンCには次の働きがあります。
– 抗ストレス
– コラーゲンの生成
– 鉄の吸収をサポート
– 抗酸化作用
– 疲労回復
ストレスと聞くと精神的なものを連想しがちですが、寒さや暑さなどの環境もストレスの原因になります。
ストレスが多い状態は身体の回復自体に影響が出る場合があるので、ビタミンCが特に必要となります。
また、筋肉痛だと思っていたら実はじん帯や腱にダメージを受けている場合もあります。
関節や腱、じん帯を強くするためにも必要なコラーゲンの材料にもなるのでケガが予防にもビタミンCを摂る必要がありますよ!
筋肉痛のときは、筋線維を修復するために血液が集められます。
この時に起きる炎症が筋肉痛として表れています。
その際にも血液が不足しているとリカバリーが遅くなるので鉄分だけでなく、ビタミンCを一緒に摂って吸収効率を上げるのも回復の時間短縮に期待できますよ!
特に植物からの鉄分補給は吸収効率自体が低いため、ビタミンCの豊富な食材と組み合わせるのがおすすめです。
ビタミンCを摂るときのポイント
ビタミンCは水に溶ける性質のある、水溶性ビタミンです。
そのため、一気にたくさん摂っても吸収されなかった分は体外に排出されてしまいます。
吸収効率の観点からも、一日を通してこまめに摂ることがおすすめです。
キウイフルーツやかんきつ類の果物はもちろん、キャベツや白菜などの葉野菜にも豊富に含まれています。
また、熱に弱い特徴のあるビタミンなので加熱調理すると、ビタミンCが溶け出してしまいます。
生で食べることや、加熱するときはスープなどの汁まで飲み切るものにすることで、無駄なくビタミンCを摂取できますよ!
ビタミンCの効率的な摂り方について!【栄養チャンネル信長】
まとめ
いかがでしたでしょうか?
最後にこの記事のおさらいです!
– 筋肉痛が起こるメカニズムは明らかになっていない
– 一般的には運動やトレーニングで傷ついた筋繊維を修復させる過程で、神経が刺激されて炎症が起こっている状態が筋肉痛であると言われている
– ビタミンCには抗ストレス・コラーゲンの生成・鉄の吸収をサポート・疲労回復・抗酸化作用が主な働きとして挙げられる
– ストレスが多い状態では筋肉痛だけでなくリカバリー自体に影響を及ぼす場合がある
– 鉄分の吸収効率を上げる役割があるので、炎症が起こっている筋肉痛の時には特に必要
– ビタミンCを摂るときは一気に大量を摂るのではなく、1日を通してこまめに摂るのが効率的である
– 熱に弱いという特徴があるので、なるべく食材は生で食べることや、加熱調理の際は汁まで飲むことのできる料理に適している
筋肉痛を早く治したいときにおすすめのビタミンCについて解説しました。
通常であれば筋肉痛は1週間ほどで治まりますが、明らかに治りが遅い場合は病院に行きましょう。
こちらの記事もチェックしてみてくださいね。
https://hohaikan.jp/article0402/
肉離れや筋断裂になっている場合もありますよ。
正しいケアで、素早いリカバリーを目指しましょう!